近所の山で酷い目にあった話(1)

家で暇なとき、Google Mapを眺めながらいい道を探す。すると、滋賀から京都へ山を越える峠道を見つけた。一般的な山越えコースは東海道で、あれは一番勾配の緩いルート。東名や京滋バイパス、新幹線はトンネルで抜けていく。が、その上の山をわざわざ400mまで正直に登って降りてくる道、それが今回行った「横嶺峠(よこみねとうげ)」だ。

まぁ行き先は近所なので、軽く財布と携帯だけ持って出発した。

石山寺のあたりまでで一つ山を越え、団地の中の狭い道を登り始める。
しばらくすると団地もなくなり、本格的な狭路に。こーれは狭い(写真参照)。幅は2mちょっとじゃないだろうか。森の中を、たまに急角度のヘアピンを交えながらぐんぐん登っていく。うーん。いいね。和田峠まではいかないぐらいの斜度かしら。
たまに静かな数軒の集落や、棚田を通っていく。鳥の声しか聞こえない。

まずは最初の峠。まだ目的地ではない。軽く下ってまた登る。
途中に小さな神社がある。そのせいか、白装束の札所巡りの人が通る。ランニングの人も通っていく。やはりこの辺の道には長い歴史があるようだ。急な山ではあるが、走って入れる程度の山深さではある、ということだ。トレールを攻める人には当てはまらないけど。

さて、楽しいヒルクライムだけで終わるかと思っていた休日だったのですが。(続く)