北海道ツーリング2010 (1)

昨年も7月に北海道を450 kmほど走ってきました。その時の記録。


朝、車で一般道を神戸空港へ。本当は新快速で輪行するのが一番肉体的には楽なのだが、帰りは平日の夕方。三宮から電車に乗るのは嫌なので、車を使う。空港がこんなにこぢんまりしているとは思わなかった。女満別とそう変わらない。荷物はすぐ出てくるし、離陸も待たされないからいいけれど。

神戸空港の駐車場に、ひときわかっこいい車が止まっていた。アルファロメオ アルフェッタGTV6であった。アルフィスタとして修行の足りない若造のわたくし、最初はアルファだってこともわからなかったのだが、それでも目を惹きつけてしまうデザインだったわけだ。エンジンも素敵なV6エンジンのようだ。美しい。乗ったら最高に楽しそうであり、そしてまた、ナスを炒めると油をスポンジのように吸収するがごとく、俺の給料を無限に吸っていくだろうことも容易に想像がつく。


はい。それはともかく。(^^


一路新千歳へ。着いたのは15:30だ。これから夕張へと走る。
北海道に来るのは今回で10回目になるが、初めて新千歳から自走でスタートした。

しばらくはずっと大型車に抜かれてつまらなかったけど。
でも、それでも、このさわやかな気候と低い湿度! 北海道に来たって実感がある。


国道からそれて追分方面へ。すると、牧場から二匹の白い犬が猛スピードで追ってくるではないか。ソフトバンクのCMの"お父さん"みたいな(まさに北海道犬なんですが)。後ろで遠〜くから飼い主が呼んでるけどどうにもならない。犬は苦手なので一生懸命逃げていると、ふと犬が立ち止まった。牧場の境界線から先には来ない。
…なんて優秀な番犬。

小さな山を越えて追分に下ると、鉄道資料館が。D51と旧型客車がある。でも、開いてない。残念。

ここから新夕張までの道はなかなかよかった。牧場に農場、山と川。夕張川はなかなかの大河だ。
途中の牧場に馬がいっぱいいた。自転車を止めると、みんな近づいてきた。人懐っこい馬だ。柵の上から顔を出して、順番におとなしく鼻面をなでられるのを待っている。やばい、図体でかいくせにかわいい…

一通り撫で回して写真を撮ったあと、日没時間を気にしつつ夕張フォレストユースホステルへ。途中通った新夕張駅は想像以上に小さかった。街も。

ユースはログハウスで、こぎれいである。ロフトに泊まった。
ライダーのおじさんと二人部屋。親切にも、タオルを分けてくれた。わーい。


食堂は↑こんな感じ。
健康な食事でお腹いっぱいになった。
21時消灯(早!)。じゃあ寝るかー。

(続く)