沖縄乗り倒し紀行(3) ゼロエミッション

さて、沖縄で乗ってきた乗り物のラストは、これ。

ベロタクシー。後ろ2輪のトライクである。
那覇の中心の国際通り付近で乗れるということで、以前から気になっていたのだ。


というか、「龍が如く3」というゲームが以前ありましてですね、舞台が沖縄で、国際通りから公設市場あたりが割と忠実に再現されてたりするのです。ベロタクシーが走ってるのも、店の並びも、行く前から完全に予習済み。でも、乗り場はゲームと違った!


まぁこの暑い中、流しのベロタクシーなんているわけないので、乗り場で待たせてもらう。
建物の中にも何台も止まっていて面白い。まさにリカンベントトライクですな。


後ろから見るとこんな。

ナビは、SONYの「nav-u」。妻のブロンプトンについてるのと同じである。走行距離はこのナビでカウントするという。

ではスタート。

ごろごろごろー。


ドライバー氏は一生懸命、ギアを切り替えながら漕いでいるが、…遅っ!


しかし考えてみれば人が二人乗ってるということは、もろもろ含めた車重30kgに加えれば、150kg以上の重さで走ってるということになる。
そりゃ、加速しないわな。

とはいえ、さすがに負荷が高すぎるので電動アシストが入ってるとのこと。

ならば、それなら、沖縄のこの陽射しを利用しない手はないじゃないですかい?

太陽電池モジュールつけちゃえ!
…と、先日ソーラーカーレースに行ってきた私は思うのである。

さすがにハイコストかもしれないが、楽しそうじゃありませんか。
だって、ソーラーカーって太陽電池モジュールがついたリカンベントトライクだぜ。


楽しんでいるうちに、ベロタクシーは2kmの距離を走り、我々の宿泊するホテルまで到着した。
レシートには、車と比べてどのくらいCO2を節約できたか書いてある。おお。
……いや、すんません、ハマーで恐ろしい量のCO2を出してしまいました。雀の涙しか節約できてません(^^;;


そして、これだけ楽しんで初乗り350円!
この炎天下こんなに頑張ってるのに、そんなに安くていいのですか? お仕事お疲れ様です!