叙情的プレゼン

今日は東京出張なので、大阪の自宅から直で行こうと思ったわけだが、なんだか職場から急ぎの呼び出しとかいうので、家から50キロも離れた職場にわざわざ寄ったわけですわ。


偉い人「昨日の君の発表、いろいろ語ってたけど叙情的過ぎるよ、もっと(原稿をカチカチに読むような)企業的スタイルにしなさい。俺は他のスタイルは認めないからな。全く大学出たてのお坊っちゃんのような自由な発表しやがって…


…って本部長が言ってた!(←虎の威を借る狐)」


偉い人「ところで、次の俺の発表のゴーストライターはまた君なわけだが、スライドを抜本的に直して欲しい。だけど、どう直せばいいかは俺にも分からないから、とりあえず直せ。いい加減なのは許さないからな、ミリ単位で完璧なものを頼むぞ。例えば以前俺が作った完璧なプレゼンを見て欲しい、どうだ、完璧なバランスだろう? この1枚を作るのに2日はかかったからな。とはいえ、先輩のテンプレートにはめたんだけどな。ここまで完璧なのは君には無理だろうが、ともかく早く作ってこい。わかった?」


で、見せられたパワポは、「バイオテクノロジー」とかが半角カナで囲み文字になってて、それが整然と並んでいるわけですわ。お手本は半角カナか、2日かかってこれか、これ以外のスタイルは許さないのか!


私「はい、すいませんでした(白目)」


偉い人「ちなみに、本部長は今までに5人(過労で)病院送りにしたから。(←虎の威を借る狐」


私「はい、わかりました(白目)」



ひとしきり怒られたあとタクシーで移動して、これから東京行きますわ。



ちくしょう、育休だ!!