MOと戦う

ある実験装置がMS-DOS 6.2Vで未だに動いてます。まぁ、それはよくあること。起動時にhimem.sys組み込んで、mscdex.exeでCD-ROMドライバをロードして。今でも向かい合えば使い方は体が覚えてる。プリメ2を高速に起動させるためにがんばってたあの日々。で、なぜか友達の妹がそれを大喜びでやってるのを見ながら、「いや、同い年か年上の娘を育てるのはいかがなものか」と…おっと脱線した。

それはまぁいい。

外部記憶メディアがMOのみなのだ。ハードディスクが8MBしかあいてないのだ。昔のハードディスクは少なかったしね。

で、MOに保存して居室に帰ってきたら、MOドライブがない。データが移せないと、報告書が書けないじゃないか。
仕方ないので近くの倉庫に。ドライブはあったが、電源がない。
電源を発掘してドライバを入れて、ディスクを入れたが認識しない。

別のMOドライブが必要だ。
今度は遠くの倉庫へ。ドライブを発見したが、部屋のドアの鍵がボロすぎて閉まらない。15分くらい鍵と格闘する。

部屋に帰って接続、ディスクが認識される。だがコピーしようとすると
「ファイルが壊れています」
ギャース!ここにしかデータないよ!

こんどはこれを書き込んだパソコンのところに行き、ディスクを入れると読めた。では、両方のパソコンで読めるMOのディスクを用意して、それにデータを移せば解決だね。

さて、さっそくフォーマット済みのMOを用意してデータを移そうとしたら…そういえばハードディスクが8MBしかあいてないパソコンでやってたんだった。これじゃ作業できない。

共用機器なので、かつて使ってた人のデータを別のMOに移せば、ハードディスクに待避用の領域ができる。別の部屋に誰のデータを移せばいいか聞きに行く。で、その人のデータを移動。パソコンは15年前のものなので200MBの移動に30分かかった。この時点で定時を突破。

やっとあいたハードディスクを一時領域として、「両方のパソコンで読めるMO」にファイルをコピーした。

これで大丈夫、と自室の2台目のMOドライブに入れ、コピー開始。
4つ目のファイルで止まった。
「ファイルが破損しています」
ギャース!!このドライブもダメじゃん!

明日は3つ目のMOドライブを用意して、ドライバを入れて、またファイルをコピーしてみますよ…

もうやだ。

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