日吉ダムサイクリング(2)

日吉ダムを見学したあとは、ここから30kmくらいの大野ダムまで、山間のコースを往復してこようではないか。

新緑サイクリングたのしーい。

山陰本線で381はなんとも違和感が。183がいなくなったからか。

とか楽しんでいたのもつかの間、あっという間に雨がふりだした。困ったものだ。

Gaapは泥除けをつけていないと、前輪が跳ねあげたしぶきが口に直撃するというひどい自転車なのだが、泥除けつけると美しくないので、甘んじて砂利混じりの水を延々と口に受ける。ペッペッ。

牛「馬鹿なの?」



餘部ほどではないが、この高さでシンプルなプレートガーダー橋をかけちゃうところが山陰本線だなぁ。

この雨だと寄り道をすることも、休むこともなく、ただひたすらにペダルを回すしかやることがないので、むしろペースは上がる。体を冷やしすぎると動かなくなるしね。

そんな中到着した大野ダム。

展示館には、ダム礼賛の展示だけではなく、ダム建設のために泣く泣く村を後にした住民の学生たちの作文などが展示されていて、水の産業に携わるものとして色々考えさせられる。
なんで端から端まで見学したかと言うと、また雨脚が強まってきたからなのだが!(TT

ダムカードをもらいに事務所まで行くと、インターホンを押した瞬間に管理の方がカードを持って出てきて、受け渡しは2秒で終わる。私が雨宿りをしてる間に6人来たが、そちらも瞬時に終わっていた。


4月21日だというのに、ダム湖には桜が咲いていた。まだここは寒い。ずっと5℃しかない。


美山の里は伝統家屋が残る。ここから10kmぐらいのところで雨が上がった。


待ってました太陽。

そして、山間の村に虹が立つ。

結局、帰りは30km以上ノンストップで日吉ダムまで帰ってきた。

雨に濡れたまま走り続けたこの日はあまりに寒く、併設の温泉に入って5分くらいしても指の感覚が戻らず、サウナに行っても「あれ、これ常温?」って感じで、さらにそのまま3分解凍されたところで、実はけっこう暑いサウナだったことに気づく始末。


帰りは…あ、そういえば京都縦貫自動車道に乗りに来たんでしたね。80km/hにクルコンをセットして、開通して4時間しか経っていない高速の乗り心地をゆるゆると楽しむ。追い越し車線は、開通した嬉しさなのか関西人の血の気なのか知らないけど、みんな目を三角にしてかっ飛んでましたが。


というわけで、高速の開通で山深い京都も楽しみやすくなったので、みんなもダムカードを集めに来たらいいんじゃないですかー(←結論