偏西風の渡島半島(帰路2)

知内の道の駅では、おっぱいを主題にした菓子をいろいろラインナップしていた。「おっぱいサブレ」とか、「ちちかみ餅」とか。何かと乳に噛み付く愚息(1歳、もち肌)を想起してしまう。


知内から木古内、そして渡島当別。淡々と回すのみ。

手も足も痛くて、左足をクリートから外しては休むことが増えるが、偏西風が追い風となって、スピードはあまり落ちない。


そういえば当別にはトラピスト修道院があるな、と思い出して道を逸れ、漁村から坂を登って行く。


その先は背の高い2列の並木と、牧草地の広がる別世界。

中央に見えるは明治に建てられた修道院であった。

修復中。残念。

突然異国に来たような新鮮な感覚で展示室の写真を見たのだが、中は、まあその、一生神に身を捧げ祈り働く修道士の皆さんが、というかつまり五分刈りの独身日本人男性の集団が労働を…バター作りを…うわこれは萌えねーな、とか思ってごめんなさい。本当世俗にまみれてごめんなさい。修道士ときくとなんかちょっと美化されたイメージもあるじゃないですか。あとソフトクリーム美味しゅうございました。ちょっと固めでクリーミーで、たまらなく美味い!

はい、少し元気になってサイクリング再開である。25km先とはいえ、もう函館市街は見えている。海沿いの国道もあと少しだ。

ナビの残り距離をカウントダウンしながら、市街に入って行く。回せ回せ!


#なんかね、この辺のエリアになにかと選挙ポスターが貼ってあるんだけど、これ、なんか怖いんだよね(^^;。数kmごとに現れるから、頭に刷り込まれていく感じ。