久々の電子工作

妻が最近電気系の仕事も手がけるようになって、Arduinoとかの話を家で楽しそうにしているので、なんか悔しくなって私もRaspberry piを買ってきた。
これを使って夏場寝苦しい寝室の湿度を適正範囲にコントロールするべく、温湿度センサーの計測結果をもとに、IRKit(学習リモコン)でエアコンを制御することにした。
エアコンはいい機種じゃないと、温度だけ制御して湿度を制御してくれないことが多いので、温湿度の2軸で家のエアコンをフィードバック制御しよう。
技術系ブログじゃないので作り方とかは書きませんが、ググればすぐに分かるかと。


しかしRaspberry Piってこんなに簡単なのね。昔Linuxで四苦八苦して自宅サーバを作ってた頃と比べると感動する。
NICのドライバーだとか、カーネルコンパイルだとか、Xが立ち上がらなくてどーのとか、ハマるポイントがなにもないのね。ほぼ電源入れるだけ。apt-getしてほいほい。
そしてセンサーのはんだ付けも一瞬で完了。


午後適当にテレビ見ながらrubyで温度測定とエアコン制御のスクリプトを書いて、cronで回してできあがり。
機械は携帯の充電スタンドに組み込んでおいた。
いやー、いい時代だ。


しかしいくら簡単だからって、せいぜい74シリーズとかのICで実装できそうな(知りませんが)、単なるフィードバック制御ごときにクアッドコアLinuxマシンだの、TCP/IPだの、rubyだのpythonだの、どんだけ高位の技術を使うんだよ……と内心突っ込みつつも、おかげでハードウェア制御のことなんぞ何も知らない私でもできるのが楽しい楽しい。

ついでに寝室の電気をつけるスクリプトも書いといたので、朝6時に自動点灯させてねぼすけの坊主を叩き起こそうか。ふふ。