最終日、1人サロベツ原野サイクリング

最後の日は帰るだけだが、ちょっとだけ海辺を走ってみることにした。
まずはサロベツ原野を散歩。


目の前に見えるのは利尻富士である。絶景かな。

その後、妻子は天塩の街まで車で行くことに。これは幸い、サポートカーというやつだ。稚咲内(わかさかない)の海辺で自転車だけおろし、超軽装でスタート。

その場を通りがかったサイクリストが「え、ここからスタートですか…?」と言っていたが、すいません、そうです。25kmしか走らないチキン野郎です。


サポートカーは一旦先回り。


ここではパニアバッグやリュックや大きなサドルバッグをつけてない自転車はほぼ走ってないので、むしろリクセンカウル1つの自分が浮いている気がする。手を上げて挨拶する頻度も以前より減った気がするが、まあそんなことより景色が素晴らしいのだ。

快晴で、青い海にそびえる利尻富士の上までバッチリ見える。

ベストショット!!


地平線までまっすぐ続く道を走って行くのは本当に楽しい。いつもは頻繁にGPSの残り距離を気にしてしまうのだが、今日は全然気にならない。

お盆だけあって交通量は多め(とか言うけどさっきから全然車写ってないな)。オートバイも自転車も、テンション高めに走っていく。フェラーリF40まで走っていたのにはびっくりした。よくもまあ、ここまで持ってきたもんだ。

以前稚内から無補給で走ってきた時駆け込んでジンギスカン定食を食べた地平線倶楽部は、見た感じ廃墟になっていた。ここがなくなると、天塩まで本当に何もない。

ずっと向かい風で20-22km/hくらいしか出ないが、トレーラーを引いている時とあまり感覚が変わらないので、あまり苦にならない。

雄大天塩川を越え、海に別れを告げるとあと数kmで天塩の市街。

車で先回りしてくれた妻子と合流し、車に自転車積んだら昼食へ。田舎屋の「舞茸ホタテ丼」は揚げたてで美味。

あとは車に乗って天塩から寄り道しつつ苫小牧へ移動。300km強走って、24.3km/Lという驚異の燃費を記録し(タントすごい!)、船に乗って帰りましたとさ。


今回の結論: 虫よけ超大事。