西欧の町並みと変な自転車

この冬はこんな場所に行きました。
さて、どこの国でしょう。

正解はオランダ…じゃなくて、長崎のハウステンボス

想像していた以上にこれはすごい。圧倒的な街の作り込み。裏通りから、別荘やコテージになってる住宅地まである。隙がない。適当にカメラを向けて撮ってるのに、余計なものが映らない。

和歌山のポ○トヨーロッパには爪を煎じて飲んで欲しいわ。あそこは…(以下略



さて、オランダといえば、ど平坦ゆえの自転車天国。ヘンテコな自転車の種類でも世界有数であろう。妻曰く、
「オランダではおじいさんとおばあさんが横に並んで乗る自転車とか、みんなでバーカウンターみたいなところでお酒を飲みながらペダルを漕ぐと街を走るバー型の自転車とかあるの」
私にはどっちもにわかに想像がつかないのだが、いろいろあるようだ。

そんな話を聞いてしまったら、レンタサイクルコーナーに行かない手はない。
オランダのリアリティを追求するならば、変な自転車もあるべき!
さぁ、本気を見せてもらおうか。



…あったー!
2人乗りを指定したら、4輪が来ました。本当に横に2人乗りなのだな。屋根もトランク(バスケット)もついている。リカンベントスタイルで乗る感じだ。
そして左右両方に変速機が…!! おかしいだろう。

って、これ、リカンベントを2台買ってきてニコイチしてないか?
ステアリングのところをアルミの棒でくっつけて、屋根を取り付けた感がある。
リカンベントですら日本では珍しいのに、それを2台くっつけるという狂気。



しかし、上がいた。タンデムを横にニコイチした自転車である。チャイルドシートが中央にさらに2つ追加されて、驚異の6人乗りだ。ファミリーが楽しげに乗っていた。
あんまりいい写真がないが、夜にパレードしてる写真が1枚だけあった。


2人しか乗ってないけど、6人乗りなのです。
これにクーラーボックスとドリンクホルダーを装備すれば、本当に飲み会しながら走れるのではないか。運転を任されるシラフの人が大変そうだけれど。



さて、走りごこちは。えーと、重い。二人で別々に漕ぐから、割と連携が求められる。まぁ夫婦なのでその辺は大丈夫だったけれど。そして、登り坂でちょっと頑張って踏み込むとチェーンが滑る。これスプロケット減ってるんじゃない?
とまぁ、文句ばっかり言って走っているけれど、なかなか楽しいのだ。下りのカーブでは車輪が浮いて怖かったけれど(サスペンションないし!)、よほど攻めなければ転ばないだろう。


運転している時の視野はこんな感じ。ここにも変な自転車が写っている。


150haの園内を走り回っているうちに、すぐに1時間経ってしまった。

アトラクションとかには目もくれず、そんなことをして遊んでいたけれど、なかなか楽しかったですよ。

夕方のライトアップも圧巻で、おすすめ。


#今回の旅行で、日本の47都道府県を(車や鉄道で通過するだけじゃなく)歩くor自転車で走る、というフラグが達成されました。最後の県はハウステンボスのある長崎じゃなく、ついでに寄り道した佐賀。
特に意識して旅してたわけじゃないので、学生時代から十数年かかってしまいましたな。次は、自転車で47都道府県だろうか。


今週のお題「私の年末年始」