ルーテシアRS (クリオIII)バッテリー交換

Twitterでルーテシアのバッテリーが上がったと騒いでいたら、広告が
『「昼間はエンジンがかからない」心当たり有る方』という転職サイトになったけれど、そういう問題じゃないんだ。俺のエンジンはまぁ四六時中かからないけれど、車のエンジンも四六時中かからないんだ。

もう12Vギリギリの起電力で、セルモーターが回り始めすらしない。なんというか、最近の高性能バッテリーって本当に突然死するんですな。前の車の時はそろそろかな、なんて心の準備とか、アマゾンで換えのバッテリーをカートに入れておく準備とかできたけれど、今回は本当にあっという間にエンジンがかからなくなった。


というわけで、5万km無交換で走った車のバッテリーを交換しました。オートバックスで互換性をうたうEN-6Cとかいうバッテリーを買ってきて交換したけれど、結論から言うと高さがありすぎて、純正のエンジンルーム内のバッテリーカバーが装着できなくなります。走る上では何の問題もないけれど、あまりおすすめしない。


あと難しいのは、バッテリーを止めてる金具が、13mmの六角ナット1本(!!)で固定されているのだけれど、これが奥にありすぎて、エクステンション付きのラチェットレンチじゃないと外せないというのが罠。T型のレンチでも外せるのだけれど、13mmのT型レンチなんてピンポイントで持ってる人はあんまりいないと思われる。自動車整備工場とかなら別だけれど。

私は目分量で12mmのT型レンチ買ってきて失敗して、結局もう一度買い物に行く羽目になりました。
ちなみに、Webでほかのサイトを見てると12mmと書いてるところもあるので注意が必要です。ロットによって違うかもしれない。


というか、ルノースポールってニュルブルクリンクとかでタイム詰めてるような本気のスポーツカーブランドよね? ぶっといタイヤとバケットシートで横Gに耐えながらぶん回す車よね? その車のエンジンルーム内に、バッテリーがボルト1本で固定されてるってのはどうなの。ラテン車ってのはもう…アルファロメオもテールライトが1点だけの接着剤で固定されてるのを見て絶句したけれど…


というわけで、割と苦戦して交換終了。あとでバッテリーカバーは自作しないといかんかなぁ。一応+端子くらいは覆っておかねば。
エンジンを掛けた瞬間のアイドリングがどうにも安定しなかったのは、ECUの空燃比あたりがリセットされたせいなのか、単にプラグがかぶってるのか、よくわからない。


#あ、そうそう。ルーテシアのバッテリーが完全に死んだ状態だと、リアハッチが開かなくなるので注意ですね。私はリアハッチに救援用のブースターケーブルを入れておいて、いつバッテリーが上がっても助けてもらえるようにしてるんだけど、(^^;; もし起電力がなくなってしまうとそのブースターケーブルを取り出すのがえらく大変になります。後部座席から頑張れば取れるけどさ。
あとは、運転席(右側)のドアロックができなくなるのも注意ですな。運転席は鍵穴がないから、電子式のロックしかできない。助手席は鍵穴があるから、助手席だけ閉めることはできる(!!)。助手席だけ鍵穴がある車ってなんなんだよ、という話だけれど、これは欧州仕様の左ハンドル車を無理やり右ハンドル仕様にして輸入しているから、欧州では左側だけ開け閉めできるのは正しい訳で、その辺が詰め切れていないというわけですな。いい加減だなぁ。