春のドライブはスポーツカーで(2)

お次はアルファロメオの新型・MiTo。年末にはもうジュリエッタが出てきてしまうのでけっこう寿命は短そうな気がするが。

いつもの愛車をオイル交換してる途中で、ディーラーに乗せてもらった。
ファニーなお顔。可愛いのは嫁を説得するにはいいかもしれないけど、アルファなんだからもちっと悪そうな顔でもいいと思う。
これじゃ車に詳しくない人に「邑さん新車のマーチを買ったんですか? 可愛い」とか言われたりしてビミョーな気分になりそうじゃないの。
うちのジーちゃんはMyアルファ145に乗ってドライブに行ったとき、パーキングエリアで間違えて他人の赤いFitに乗って帰ろうとしましたからね。Fitといっしょにするな!(暴言


写真の右からルンルンと出てきてるのがディーラー氏。

さて、出発。実はこの車もターボ。1400ccしかない割に、低回転からうまーく過給されているせいで、従来のツインスパークエンジンよりも明らかに簡単に吹け上がっていく。アイドリングが静かなのに、踏めば唸りを上げて加速する、この辺の演出はうまいね。
ホンダの会社説明会でも、四輪の担当者の人は「いい車ってのは、アイドリングが静かで、いったんスタートすればエンジンが良い音で回って加速していく車です」って堂々といってましたな。そう、そういうロマンを忘れない会社も自動車業界には必要ですよ。


シフトレバー付近に見慣れないスイッチを発見したので
私「これはなんですか?」
ディーラー氏「それはね、入れるとご機嫌なモードになるスイッチですよぉ」
スイッチON! アクセルON!
私「あはははは、バイパスでいい感じに加速しましたねぇ。あははは」
ディーラー氏「ねー、笑ってまうでしょー?」


そして内装も確実に進化している。カーボン風の内張りとか、シフトレバーやダッシュボードの質感とか。あ、そうそう。ドリンクホルダーがついたのも画期的。145にはないのですよ。オーディオは標準でBOSE。ドアも取っ手がいい感じの金属だし、リアゲートもエンブレムを「押す」と開くし(今まではエンブレムをずらして、鍵で開けていた)。キーレスエントリーにナビもついてる!(←普通です
ただね、安全装備をいっぱい入れたのと、全体のデザインを丸くしたことの弊害だと思うんだけど、車内が狭くなっちゃったかな。もう少し四角くてもいいと思うんだ。

シフト感はなんというか、メカニカルではなくてスイッチを切り替えてるみたいな感じ。この辺はよくもあり、ちょっとメカっぽくなくなった感じがするのが悪くもあり。


試乗を終えてからリアビュー。…やっぱムックとガチャピンを合わせたようなファニーフェイスにしか見えない。
うーん。後ろ姿は164とか、90年代のスパイダーのような四角いのが好きだなぁ。この辺は好みの問題か。

というわけで、見積りを作ろうとしてくれるディーラー氏をやんわり制止しつつ、いつもの車で帰路についたのでした。
145のシフトフィールとロール感がすんごいふわふわに感じたわ。なんだろ、もうボディとかミッションとかゆるゆるなのかな? 狂おしく身をよじるように走ってるのかな?(^^;;

まぁ、まだ145は乗り倒すけどね〜。