Gaap Ultegra di2!

Gaap Windも発売16年。使い倒していたら、相当ガタガタになってきた。
ハンドルは曲がってるし、STIレバーは割れてひどいことになってるし、バーテープは擦り切れてるし、ディレーラーハンガーは曲がって変速がいまいちだし、ホイールは振れてるし、他色々。

ということで、京都のローロに持ち込んで、気になってるところは全部交換した。


今回の改造のポイントは電動コンポーネント化。Ultegra Di2である。今までワイヤーで変速していたのを、スイッチ+モーターに変えてしまうのだ。ボタンを押した瞬間には、電光石火で変速が完了している。リアの変速なんて、音すらほとんどしない。フロントはちょっと音がするけど、やっぱり一瞬で変速が終わる。すごい。前のコンポもUltegraだったけど、さすがに隔世の感がある。ふふふ。


バッテリーはフレームに内蔵できないので、ドリンクホルダーとフレームの間に挟むような形の、MTB用のパーツで実装した。


そして、これもMTB用にSHIMANOが出している小型ディスプレイをハンドルにつけて、現在何速に入っているかもわかるようにした。


高機能なGPSサイクリングコンピュータをつければ、電動コンポと連動させてギア位置を出すこともできるとのこと。昔はいろいろナビとかGPSとか付けたもんですが、今はApple Watchに慣れてしまうと(速度と)ギア位置以外要らない、ハンドル周りはすっきりさせたいという気持ちのほうが大きい。Apple Watchは速度もナビもハートレートも出るし、GPSログと消費カロリーを勝手に整理しといてくれるから、それで十分なんだよなあ。できれば標高も欲しいけど…


さらに、ブレーキもUltegraの最新型に更新した。黒いブレーキアーチがスタイリッシュで、なかなかいい。制動力は「今のUltegraはよく止まる」という噂を耳にして期待したが、まぁ、その、ダメだなあ。

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かなぁ。正直油圧の制動力と信頼感を知ってしまうと、不安。人並みには止まるんだけど…。

あとは、ハブをCapreoから変えたのがよかったのか、抵抗少なく回るのが楽しい。スプロケも山岳仕様に。
全体としては、バッテリーとかインジケーターとか増やしてるにも関わらず、若干の軽量化に成功した。

そんなわけで、生まれ変わったGaap、大満足な仕上がりであった。
せっかくなら最近買ったe-bikeの方にも電動コンポを入れるかどうか、と昨年は考えていたが、とりあえずは止めておこう。電動コンポはストレスなく頻繁に変速できるのがいいと思うのだけれど、e-bikeはモーターのトルクで割と力づくで走れてしまうので、普通のロードレーサーより変速しないで済んでしまうのだ。ディレイラーの調整が嫌になるまで、とりあえずワイヤー変速のままにしておこうかな。